インターンシップの集客メリットは大きく２つあります。１つは「優秀層を大量集客できる」ことです。まぁこれは特に説明しなくてもご理解できると思います。
今回話したいのは２つ目のメリットで、それは「集客の確実性が増す」ことです。
新卒採用で一番やってはいけないのは「集客の失敗」です。例えば50名集客目標で10名しか集められなかったら、これはもう絶対に取り返しがつきません。夏採用・秋採用でも取り返せませんので、その年の新卒採用は諦めて中途採用に専念した方が懸命です。
そんな最重要の集客ですが、多くの中小企業（特に地方）は「3月の合説一発勝負」という非常にバクチ要素の高いやり方でやっています。3月の合説数回だけで集めるってとても恐ろしいことです。もし当日に大雨が降って来場者数が少なかったら？もしブースの立地が悪かったら？等々、不安要素が数限りなくあります。
しかも3月以降の合説来場者数は全体的に減少傾向です。それなのにまだ「3月の合説一発勝負」をやりますか？
インターンシップをやればそんな一発勝負の集客から解放されます。
なぜなら
・10月に10名集客
・11月に10名集客
・12月に10名集客
・1月に10名集客
・2月に10名集客
→合計50名集客
このように3月の解禁前から長期に渡って少しずつ集客できるからです。目標設定も立てやすいし、仮に集客が悪い月があったとしても翌月にリカバーすることも可能です。そもそも感覚的に 3月単月で50名集めるよりも、10〜2月の5ヶ月で50名集める方が確実だと思いませんか？
ってもう５年ぐらい言い続けているのですが、いまだにインターンシップを懸念されている会社さんは多いです。そして例外なく新卒採用に失敗（採用目標人数未達・内定者の質が低い等々）されています。９割の学生がインターンシップに参加する時代なのに取り残されている中小企業が多いなぁと私は思っています。
