この学生さんは何としても採用したい!
どうしたら内定承諾してくれるかな?
とりあえず何度も電話したり会ったりしなきゃ!
という思考になる採用担当者は考えを改めるべきです。
大抵こういう採用担当者は、数人のAランク学生だけに目がいって、その他大勢のB~C学生さんのフォローに手が回っていません。
そして最終的にほとんどのAランク学生にお断りされ、なのに次点の候補者が全然おらず、採用人数が未達で終わりがちです。
毎年集客人数が多い割に採用目標人数を達成できない会社には大抵、上記のような”全体が見えていない採用担当者”がいます。
私が彼らによく言ってるのは、「最終的に学生を採用できるかどうかは社長次第」ということです。
つまり採用担当者にはそもそも採用の権限が無いんです。
採用できるかどうかは社長次第であって、採用担当者が悩んでどうこうなる問題ではないのです。
これを採用担当者は分かってください。
あくまで「最終面接に送り込むまで」が採用担当の仕事です。
なのでAランク学生のクロージング対策よりも、B~Cランク学生をAランクに育てることに注力してください。