千葉県J社様 年商2億円・社員数20名
(コンサルティング開始当時)
郵便局の下請けで、ゆうパックの配達を行うJ社様。年間300万円以上もの費用を大手求人広告会社に支払っていましたが、応募は月1件ほどしかありませんでした。
このエリアの郵便局にはJ社様以外にも3社の下請け業者がいます。どの業者も郵便局から支払われる業務委託料は「1個あたり〇〇円」と同じなので、従業員の給与は大差ありません。もちろん仕事内容も同じです。
そんな他社との差別化が難しい中、自社採用サイト経由での応募獲得戦略を立てました。ポイントは以下です。
・郵便局で働けるメリットを訴求する
仕事が無くならない・将来安泰・地元密着等。正確には下請け業者ではあるが、郵便局との一体性をアピールする。
・仕事内容を丁寧に説明
運送業にはどうしてもブラック企業のイメージがつきまとう。しかしそれは仕事内容に対する勝手な先入観なので、1日の仕事の流れを丁寧に説明するページをつくり、「全然ブラックじゃないんだ」と思ってもらう。
・雇用形態を選べるようにする
正社員・パート・業務委託の3種を用意し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に解説。「社会保険料を負担したくない」というJ社様の意向で、業務委託が一番魅力的に映るように工夫した。
・大量のアクセスを集める仕掛け
魅力的な採用サイトが完成しても、見てもらう人が少ないと応募は集まらない。そのため弊社オリジナルのシステムを活用し、WEB上で多くの人々に見てもらえる仕掛けをした。
このような工夫を施したことで、完成したサイト経由で毎月15名前後の応募が集まるようになりました。「大手求人サイトに掲載していたのは時間とお金の無駄だったな」と、社長がおっしゃっていたのがとても印象的でした。