静岡県S社様 年商5億円・社員数18名
(コンサルティング開始当時)
S社様は5年以上新卒採用をやっていましたが、毎年採用できるのは1〜2名程度。しかもほとんどが入社後1年以内に退職していました。そこで私に採用コンサルティングの依頼がきました。
まずは状況分析からです。今までどんな新卒採用をやってきたのか、社長にお聞きしました。すると典型的な失敗を重ねていることがわかりました。
・自社のPRポイントが定まっていない
・リクルートブック、リクルートサイトが無い
・説明会の内容が社長による「人生論」的な話に終始
・選考で感動ムービーを流して学生に感想文を書かせる
・選考は2回だけ。すぐに内定を出す
上記は一例ですが、とにかくS社様は我流の新卒採用をされていました。なのでコンサルを始める前に、社長に「新卒採用の正しいやり方」をレクチャー。これまで自社で築き上げてきた手法を否定されるのは心苦しかったとは思いますが、社長はご納得されました。
それからはあっという間でした。着々と準備を整え、合説が始まり、選考をし、気づけば6名に内定を出しました。その後6名全員入社しました。
「我流の採用手法から脱却できたことが採用成功に繋がった」と、社長は振り返って言います。やる気だけではどうにもならないと、しみじみ語っておられたのが印象的でした。